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【歯医者向け】患者が来ない理由と対処法を解説

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2024/7/22

最終更新日のアイコン

2024/9/25

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コラムのサムネイル

「開業したが、想定以上に患者さんが来ない」
「主訴を治療して再来院につながらない」
「競合の歯科医院ができて患者さんが減ってきた」

こういった悩みをお持ちの院長は少なくありません。

そして「どうして集患できないのか」「どうすれば集患できるのか」と疑問に思われているでしょう。

新規や再来患者が来ない歯医者には、共通点があります。

そこで本記事では、以下のトピックについて解説します。

・新規の患者さんが来ない歯医者の共通点
・新規で患者を獲得するためにすべきこと
・立地条件に合わせた集患対策が重要
・再来患者が来ない歯医者の共通点
・再来患者を増やすためにすべきこと
・予約を無断でキャンセルする理由
・無断キャンセルを防ぐためにすべきこと

この記事を読むことで、患者さんが来ない理由やその対処法について理解できるでしょう。

集患にお悩みの院長はぜひ参考にしてみてください。

新規の患者さんが来ない歯医者の共通点

新規の患者さんが来ない歯医者には下記のような共通点が見られます。

新規の患者さんが来ない歯医者の共通点

  • 立地が悪い
  • 宣伝が足りていない
  • 競合歯医者との差別化ができていない
  • 診療時間が短い
  • Web予約ツールが導入されていない

それぞれ詳しく解説いたします。

立地が悪い

まずひとつ目に考えられるのが立地の悪さです。

店舗型のビジネスにおいて、店舗そのもの自体が1番の看板であり宣伝になります。

そのため、人通りの多い場所で、路面に位置するような店舗は当然ながら患者を集患するのに大切です。

一見、駅から近い場所でも人がどれだけ多く通るのかはまた別の問題です。

実際に通りに立って、どれだけの人が通るのかを確認してみましょう。

場合によっては、駅ではなく少し離れたショッピングモールなどが1番の人が集まる場所になっていることも。

立地の悪さは人通りの多さだけでは決まりません。

競合歯医者の数、周辺住民と自院におけるコンセプトのマッチ度合い、アクセスのしやすさなども、立地の良し悪しを判断する指標のひとつといえるでしょう。

競合の歯医者が多ければ多いほど、患者さんが自院を選ぶ確率は下がる傾向にあります。

また、小児歯科にも関わらずオフィス街に位置している場合、周辺住民の需要に応えにくく、集患が難しくなるかもしれません。

また、車での来院を見込む場合、中央分離帯のあるUターンができない立地では実質的に集客力は半分になります。

集患に悩んでいる歯医者は、こういった要素のいずれかにおいて不利である可能性が高いです。

宣伝が足りていない

宣伝が足りていないと、地域の住民から認知してもらえず集患が難しくなるでしょう。

「開業して何年も経つから、当然知られている」と考えるのは危険です。

自院が思っていたより認知されていない可能性もあります。

十分な宣伝に関して明確な基準はありません。

ただ、「歯医者の看板を周辺地域に設けた」といった対策だけでは、十分に宣伝をしているとはいえないでしょう。

インターネットが普及した現在では、検索エンジンで歯医者を探すことも多いです。

地域名と歯医者を組み合わせて検索をしても、Webサイトや情報が出てこない場合、かなり認知の獲得で不利な状況になります。

競合歯医者との差別化ができていない

競合の歯医者が多い場合、患者さんから自院を選んでもらえるよう、競合歯医者との差別化を図ることが大切です。

現代において、都心部や駅前周辺などでは、狭い範囲に歯医者が密集している傾向にあります。

他院との差別化を図れなければ、いくつもある競合歯医者のなかに埋もれてしまうため、新患を獲得するのは難しいでしょう。

診療時間が短い

「ここの歯科医院が良さそう」と思っても、患者さんの希望する時間に歯科医院が開いていなければ、患者さんは来院することを諦めます。

特に、開業したてのときには認知度をなるべく高めるためにも、診療時間を長めに設定することをおすすめします。

診療時間が長いとスタッフさんの求人の難易度が上がりますが、集客を安定化させてから徐々に診療時間を短くしていくことが大切です。

Web予約ツールが導入されていない

Web予約ツールは、診療時間に関わらず歯科医院の予約が取れるツールのことです。

夜に歯が痛くなったとき、Web予約ツールがなければ翌朝の予約ができません。

しかし、ツールを導入している歯科医院なら、翌朝の治療枠が空いていれば予約をすることができます。

歯が痛くなった患者さんは、一刻も早く予約をとりたいはずですから、予約ツールを導入している歯科医院のほうが新患の獲得に有利になるのです。

歯医者が新規で患者さんを獲得するためにすべきこと

新規で患者さんを獲得するため、下記のような対策をおこないましょう。

歯医者が新規で患者さんを獲得するためにすべきこと

  • チラシの配布
  • 看板の設置
  • MEO
  • SEO
  • リスティング広告
  • ポータルサイトへの登録
  • SNSの活用
  • ホームページの作成
  • Web予約ツールの導入

それぞれ詳しく解説します。

チラシの配布

いわゆるポスティングです。

チラシは、歯医者の周辺に住む方々へのアプローチに効果的です。

チラシの作成は低コストで取り組むことができ、チラシの配布によって歯医者の知名度向上、来院促進などの効果が期待できます。

特に、インターネットへの馴染みが薄い高齢者には有効といえるでしょう。

また、チラシは捨てられなければ手元に残り続けるため、読み返してもらえる可能性もあります。

ターゲットに合わせてチラシのデザインや配布する地域などを決めましょう。

所属する歯科医師会によってはルールがあるかもしれないため、必ず確認するようにしましょう。

看板の設置

歯医者の近くを通りかかった人や地域の住民に来院してもらうための対策としては、看板の設置が効果的です。

看板を設置することで、自院の存在を認知してもらいやすくなります。

看板は歯医者の近くだけではなく、歯医者へと通ずる道沿いにも設置することをおすすめします。

看板を作成する際は、一目で情報が伝わるように工夫しましょう。

すべての人が看板をじっくり見るわけではありません。

むしろ、看板をじっくり見る人のほうが少ないでしょう。

車や自転車を運転しているときに看板を見ることもあるため、看板を作成する際は一目で情報が伝わるように工夫することが大切です。

まずは新患を獲得したい場合は、歯医者がそこにあるとわかるような内容でよく、おしゃれに作る必要はまったくありません。

MEO

web対策をするうえで、MEOは必須項目といえるほど重要です。

MEOとは地図検索エンジンの検索結果で、上位表示させるためにおこなう施策のことを指します。

近くの地域で歯医者を探す際、多くの人はGoogleやYahoo!といった検索エンジンや地図検索エンジンを活用します。

「地域名+歯医者」や「近くの歯医者」といったキーワードで上位表示できれば、集患につながりやすくなるでしょう。

ただ、MEOはアルゴリズムの変動が大きく「〇〇さえすれば大丈夫」ということが難しい商材です。

MEOは、さまざまな業者がさまざまなポジションから言いきりに近い形でポジショントークをしています。

1つお伝えできるのは、言いきりに近い形で営業トークする業者と、口コミ削除のサービスを提供している業者は避けるべきでしょう。

エクスコアでもMEOのサポートをおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。

SEO

新患をただ増やすためにおこなうSEOは、オーバースペック感があります。

SEOといっても月額2〜3万円で提供される何をやっているのか不明瞭なSEOではなく、内部対策、外部対策、コンテンツ施策なども組み合わせる月額20万円程度はかかるSEOのことです。

歯医者さんでSEOをするのであれば、審美セラミックや矯正、インプラントなどの集患を目的としてやるべきでしょう。

保険の新患は、売り上げが数千円程度と投資対効果を得るのにはやや重い費用感ですが、自費診療であれば投資対効果を感じやすいというのが理由です。

ただし、WebサイトのSEO的な問題で「地域名+歯医者」のキーワードでほとんど露出ができない場合もあります。

その場合は、Webサイトの問題を改善して様子を見ることが大切です。

また別観点の手法では「地域名+根管治療」「地域名+親知らず」などのキーワードで上位を獲得することです。

検索数自体は劣るのですが、地域によっては対策に力を入れていない歯科医院が多く、上位表示を狙いやすい可能性があります。

またご自身が自信のある診療科目で上位表示をして集患ができた場合、患者さんも治療に満足してくれる確率が上がるでしょう。

「自費を集患したい」「順位が不当に低いと感じる」「ピンポイントの集患を試してみたい」といった場合、エクスコアのSEOサービスで対応が可能です。

提案によっては費用も抑えてご提案も可能ですので、お気軽にご相談ください。

エクスコアのSEOサービス

リスティング広告

新患をさっと増やしたい方は、リスティング広告がおすすめといえます。

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが検索したキーワードをもとに、検索結果に掲載されるテキスト形式の広告です。

ユーザーは検索したキーワードに興味を持っており、検索キーワードと関連性の高い広告を表示できるリスティング広告は、ニーズが顕在化している層がWebサイトを閲覧するため、予約の獲得につながりやすいのです。

またGoogleのリスティング広告は、成果の高いキーワードや広告文を機械学習してくれるため、広告効果を最大化しやすいという特徴があります。

事業主が簡単に扱えるスマートアシストキャンペーンと呼ばれる機能もありますが、しっかりと効果を最大化したい場合には、専門業者に依頼することをおすすめします。

弊社でもリスティング広告の運用代行をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。

Web広告運用代理店|株式会社エクスコア

ポータルサイトへの登録

webで歯医者を検索している人へのリーチ数を増やす施策として、ポータルサイトへの登録が挙げられます。

自院のホームページを持っていても、ホームページを見つけてもらえないと、自院を知ってもらうことはできません。

ポータルサイトに登録することで、自院のホームページを見つけてもらえなくとも、ポータルサイト経由で自院を知ってもらえる可能性があります。

ポータルサイトによっては、自院のホームページを被リンクとして設定できる場合もあるでしょう。

被リンクが設定できれば、ポータルサイトから自院のホームページに来てもらえる可能性があり、自院についてより詳しく知ってもらえる機会が増えます。

弊社が運営している「Medee(メディー)」では、東京都内の歯医者を掲載しております。

掲載をご希望の医院様は、以下のURLからお問い合わせください。

お問い合わせ - 歯医者予約ならMedee

SNSの活用

患者さんが歯医者を探す際、ホームページやポータルサイトを確認することはもちろん、SNSを活用することもあります。

Googleといった検索エンジンから探し始めるのではなく、InstagramといったSNSから歯医者探しを始める方もいらっしゃるでしょう。

基本的に費用をかけずに利用できるため、気軽に始められます。

Instagramは、画像を用いたSNSですので医療広告ガイドラインに沿って症例をアップすることが一般的です。

特に「美しくなりたい」「綺麗になりたい」という憧れに刺さるコンテンツは集患につながりやすいです。

症例でも外科的な処置のようなものよりも、パッと見て綺麗な矯正やホワイトニング、セラミック治療、術後のインプラント治療などが向いています。

ただアップするだけではなく、写真の綺麗さや規格にもこだわり、一眼レフといったカメラをつかって適切に調整された写真を用意しましょう。

ホームページを見直す

競合との違いを明確化できるよう、ホームぺージを見直すことも検討してみてください。

まだ、ホームページを持っていないようであれば、ホームページを作成することから始めましょう。

患者さんは歯医者を探す際、ホームページを参考にその歯医者がどのような歯医者なのかをチェックすることが多いです。

ホームページを見に来てくれた患者さんに対して、競合には見られない自院の特徴をアピールできていると良いでしょう。

ただ、医療広告ガイドラインに違反しないよう注意が必要です。

院内を清潔に保つ

院内を清潔に保てるよう、診療前後に待合室や診察室などの清掃をおこないましょう。

また、定期的に専門業者へ依頼して、徹底的に清掃してもらうことをおすすめします。

もちろん、院内だけでなく歯科医師が使用する器具や患者さんが使用するスリッパなども、きれいにしておきましょう。

立地条件に合わせた集患対策が重要

新規の患者さんを獲得するためにおこなう施策は、歯医者の立地条件に合わせて考えることが重要です。

歯医者がオフィス街に位置している場合、周辺にはサラリーマンが多いため、少なくとも働く人をターゲットにした施策が必要でしょう。

時間のないサラリーマンは、インターネットで検索して歯医者を探すことが多いです。

そのため、リスティング広告やMEO・SEOといった検索エンジンの対策は効果的な対策のひとつとなるでしょう。

一方、地方都市の駅から離れた場所に位置する歯医者の場合、患者さんは主に車を利用する層になります。

地域によって差はあっても、車や自転車で移動する傾向にあることから、車や自転車で通行中に「歯科医院があるんだ」と認知をしてもらえるような店舗や看板の設置が大切です。

また、交通の要所である交差点に看板を設置する対策が有効かもしれません。

このように、立地条件によって優先すべき対策は異なるでしょう。

再来患者が来ない歯医者の共通点

再来患者が来ない歯医者には下記のような共通点が見られます。

再来患者が来ない歯医者の共通点

  • 歯科医師やスタッフの対応が悪い
  • 待ち時間が長い
  • 次回の予約について聞いていない

それぞれ詳しく解説します。

歯科医師やスタッフの対応が悪い

どれだけ通いやすくきれいな医院だとしても、歯科医師やスタッフの対応が悪いと、患者さんが再び来院してくれる可能性は低くなります。

歯の痛みを我慢しながら重い足取りで通院したにも関わらず、冷たい態度をされると、患者さんは「もう来たくない」といったネガティブな印象を持ってしまうでしょう。

また、患者さんの前で歯科医師がスタッフを怒鳴ることも、患者さんが歯医者に対してネガティブな印象を持つ要因となります。

このように、歯科医師やスタッフの対応が悪いと、リピートにはつながりにくいでしょう。

待ち時間が長い

患者さんのほとんどはできるだけ待ち時間なく、治療を受けたいと思っています。

待ち時間が長いと、拘束される時間が長くなったり、スケジュールに支障が出たりするため、患者さんの心身に負担がかかり不満も溜まっていきます。

予約をしたにも関わらず長い時間待たされたとなれば、再来してもらえる確率は低くなるでしょう。

医療法人社団聖礼会 アス横浜歯科クリニックがおこなった「歯医者と歯科治療に対するイメージ」に関する調査でも、患者さんは待ち時間が長いことに不満を抱いていたことがわかりました。

この調査の「歯科医院に通院することに対して、不安(不満)を感じたことはありますか?」という質問に対して、61.1%の方が「はい」と回答しています。

また、そのうち約3割(28.5%)の方が「待ち時間が長い」点に不満を抱いていたのです。

参考:【歯医者イメージ調査】約半数は「痛み」が怖く、8割以上の方が短期間での集中治療を望んでいることが判明。

そのため、遅刻した患者さんはしっかり時間内で診察を終えることや、場合によっては治療ができないとお断りすることも大切です。

時間内に来られた患者さんを待たせないようにすることが、中長期的には必要な対応になります。

治療に関する説明が足りていない

治療を始める前に、歯科医師からの十分な説明がないと、再来院するメリットを感じられない他、当然患者さんは不安になります。

歯の治療に関して知識がない患者さんには、なぜこの治療が必要なのか、そしてその治療をしないとどうなるのかを理解していません。

そのため「歯を削られた」と被害的な意識を持ってしまうこともあるでしょう。

説明が不十分なまま歯を削り始めれば、たちまち信頼関係が損なわれてしまいます。

また、歯科医師としてはしっかりと説明したつもりでも、患者さんに伝わっていなければ、治療に関する説明が足りていないといえるでしょう。

歯を削る、抜くなど齟齬が生まれやすい治療については、説明の練習をしておくことも大切です。

次回の予約について聞いていない

患者さんが来院した際に、次回の予約について言及していないと再来率は上がりにくいです。

当然、無理に再来院を促すことはもってのほかです。

しかし「炎症が治っていないかの確認をする」などの場合、患者サイドは来院する必要性を感じていない場合に再来院の予約を確定させないことがあるでしょう。

「なぜ必要なのか?」「もし来院されない場合どうなるか」といったコミュニケーションをチェアサイドでも丁寧になされているかが大切です。

またスタッフと患者さんの信頼関係も重要なキーワードです。

丁寧な説明、誠実な態度を積み重ねることで「この歯科医院に任せよう」という感情になります。

このようにお客さんとスタッフが接点を持つ瞬間を「モーメントオブトルゥース」と呼び、このコミュニケーションがおざなりになっていると再来院や、紹介患者の獲得は得られないでしょう。

「来院時の受付」「チェアサイド」「帰り際の受付」の3点で問題がないかを確認し、改善していくことが大切です。

歯医者が再来患者を増やすためにすべきこと

再来患者を増やすために、下記のような対策をおこないましょう。

歯医者が再来患者を増やすためにすべきこと

  • 患者さんに提供するサービスの質を向上させる
  • 次回の来院日時を決める

それぞれ詳しく解説します。

患者さんに提供するサービスの質を向上させる

患者さんが「ここなら安心して任せられる」と思い、再び来院してくれるよう、提供するサービスの質を向上させましょう。

対応する歯科医師やスタッフによって提供するサービスの質が異なるようであれば、患者さんを満足させることは難しいです。

どの歯科医師やスタッフが対応しても適切な対応ができるように教育していくことが大切です。

「自分が患者ならまた訪れたいか」といった視点を持ち、振り返りをすると良いでしょう。

次回の来院日時を決める

再び来院してもらえるよう、帰り際に次回の来院日時を決めることがポイントです。

もちろん、その場で次回の予約を強制させることはできません。

ただ、来院した日に次回予約を促し、予約をとることができれば、再来率が上がります。

そのため、可能な限り来院した日に次回の予約をとるようにしましょう。

患者さんが予約を無断でキャンセルする理由

予約をとったにも関わらず、患者さんが無断でキャンセルすることもあるでしょう。

予約の無断キャンセルは、歯医者が直面する問題のひとつです。

患者さんが予約を無断でキャンセルする理由には、下記のようなことが挙げられます。

患者さんが予約を無断でキャンセルする理由

  • 予約日を忘れていたから
  • 続けて治療する必要性を感じていないから
  • 予約の変更やキャンセルが手間だから

それぞれ詳しく解説します。

予約日を忘れていたから

予約日を忘れており、来院されない方は一定数いらっしゃいます。

日常生活が忙しく、仕事や家族のことで頭がいっぱいになると、歯医者の予約日を忘れてしまうこともあると思います。

また、歯に痛みや違和感などがなく、検診が目的で歯医者に来ている場合も、予約を忘れて来院されないことがあるでしょう。

続けて治療する必要性を感じていないから

数回の治療を受けたあと、次回の予約を無断でキャンセルして、それ以降来院されなくなるケースもあります。

来院当初は痛みや違和感などで悩んでいたものの、治療を受けていくなかで症状が見られなくなると、患者さんは治療の必要性を感じにくくなってしまいます。

こういった治療意欲の低下が原因で、無断キャンセルにつながってしまうことがあるのです。

予約の変更やキャンセルが手間だから

予約の変更やキャンセルの対応が電話のみの歯医者もあるでしょう。

何かしらの理由で患者さんが予約の変更やキャンセルを考えた際、その方法が電話だけだと、手間に感じてしまう可能性があります。

電話は歯医者の営業時間内にかける必要があり、休憩時間だとつながらない歯医者も多いです。

患者さんは「今日は営業日であるか」「今は営業時間内であるか」などを確認して、電話をかけなければなりません。

こういった手間が発生することから、無断でキャンセルされることがあります。

無断キャンセルを防ぐためにすべきこと

患者さんの無断キャンセルを防ぐために、下記のような対策をすべきです。

無断キャンセルを防ぐためにすべきこと

  • 予約日の直前や数日前に連絡する
  • 治療を継続する重要性を説明する
  • 予約システムを導入する

予約日の前日や当日に連絡する

患者さんが予約日をうっかり忘れて来院されない事態を防ぐために、予約日の前日や当日に確認の連絡をしましょう。

事前に共有していただいた、電話番号やメールアドレスにSMS(ショートメッセージ)やメールで予約の確認連絡をすることで、うっかり忘れを防ぎやすくなります。

スタッフが毎回文章を送るのはかなりの手間なため、予約システムを導入して、自動的に連絡がいくよう整備できると良いでしょう。

治療を継続する重要性を説明する

患者さんが治療継続の重要性を感じないことに起因する無断キャンセルを防ぐため、治療を継続する重要性を説明することが大切です。

しっかりとした説明で患者さんが治療の重要性を理解してくれれば、患者さんの治療意欲を高められ、痛みや違和感などの自覚症状がなくなってからも来院してもらえるでしょう。

予約システムを導入する

予約システムを導入していない場合は、予約システムの導入をおすすめします。

予約システムを導入して、webやアプリから予約の変更やキャンセルをできるようにすれば、患者さんは予約の変更やキャンセルをしやすくなります。

「営業時間を確認して予約の変更やキャンセルの電話をする」という手間が省けるため、連絡の手間が原因で発生する無断キャンセルを防ぎやすくなるでしょう。

まとめ

患者さんが来ない歯医者は宣伝が足りていなかったり、競合歯医者との差別化ができていなかったりと、さまざまな共通点があります。

今回ご紹介した共通点に該当していないか確認してみて、該当する部分があれば改善することがポイントです。

ただ、web対策といった分野は専門性が求められるため、ご自身で適切な施策を考え実施するのは難しいでしょう。

ご自身は本業に集中したうえで、適切な施策をおこなえるよう、web対策は専門業者に依頼することをおすすめします。

エクスコアは、これまでにさまざまな歯科医院のweb対策を対応してきた実績があります。web対策でお困りの院長は、ぜひエクスコアまでご相談ください。

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