インビザラインのメリットとデメリットについて
2021/7/1
2024/7/17
#インビザライン

他の人に気付かれにくいインビザラインはかなり魅力的な矯正治療です。
ただ「どのようなデメリットがあるのか?」「ワイヤー矯正とどう違うのか?」とお考えのかたは少なくはないと思います。
インビザラインに興味があるけど、メリットデメリットが理解できていなくなかなか始めようと決心できていないとお考えではないですか?
インビザラインについては、医院での説明だけではすべてを把握することは難しいです。
この記事ではインビザラインのメリットデメリットを詳しく説明しています。
この記事を読むことで、インビザラインの特徴を理解でき、ワイヤー矯正かインビザラインどちらをおこなうか判断しやすくなります。
インビザラインを検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
- 1.1矯正器具が目立たない
- 1.3通院回数が少ない
- 1.4自由に取り外しが可能
- 1.5虫歯や歯周病になりにくい
- 2.2治療できない症例がある
- 2.5取り扱える医院が少ない
- 5まとめ
インビザラインのメリット
ここではインビザラインのメリットをご説明します。
矯正器具が目立たない
インビザラインは、他の人から矯正器具が目立たないことが特徴です。
透明な矯正器具を使用するため、従来の金属ワイヤーより目立たず周囲から気付かれにくい矯正になっています。
仕事の都合上、矯正をしていることがバレたくない方におすすめです。
金属アレルギーの方でも治療可能
インビザラインは、金属アレルギーの方でも治療可能です。
ポリウレタン素材を使用しており、一切金属を使用していません。
そのため重度の金属アレルギーで、ワイヤー矯正を断念されていた方でも安心して治療をおこなえます。
通院回数が少ない
インビザラインは、ワイヤー矯正と比較して通院回数が少ないです。
マウスピースの型取りが1回で終了するだけではなく、治療の経過によっては2~3ヶ月に1度の通院で問題ないからです。
そのため仕事の都合で毎月通院できない方に向いています。
自由に取り外しが可能
インビザラインは矯正器具が自由に取り外しできます。
マウスピースを使用するため、必要に応じて1日2時間以下であれば自分で取り外し可能です。
食事や歯磨きのとき、結婚式やミーティングなどの大事なイベントがある際も矯正器具を外して参加できます。
虫歯や歯周病になりにくい
インビザラインは、虫歯や歯周病になりにくい矯正治療になります。
歯磨き時に取り外しができるため、毎回普段通りの歯磨きを行うことが可能です。
今まで虫歯や歯周病になりやすかった方、矯正器具の装着部分の磨き残しを懸念されている方におすすめの矯正治療です。
同時にホワイトニングができる
矯正治療と同時に、ホワイトニングもおこなえます。
インビザラインのマウスピースを利用してホームホワイトニングが可能です。
また矯正器具の取り外しもできるので、オフィスホワイトニングもできます。
歯の白さにお悩みのある方、審美性を高めたい方は歯並びを良くしながら同時に行えるのでおすすめです。
スポーツや楽器をする人におすすめ
インビザラインは、スポーツや楽器をする人におすすめです。
薄いマウスピース型の矯正器具のため、装着したままでも違和感なくスポーツをおこなえます。
またワイヤー矯正と比べて、口腔内を傷つける可能性は低いです。
スポーツや楽器は続けつつ、矯正を始めたい方はぜひインビザラインを検討してみてください。
インビザラインのデメリット
次に、インビザラインのデメリットを説明いたします。
デメリットも理解した上で、治療に進みましょう。
装着時間を守らないと治療期間が延びる
インビザラインは装着時間を守らないと治療期間が延びることがあります。
矯正器具をいつでも取り外せることはメリットではありますが、決められた時間矯正器具を装着しなければ計画どおりに歯が移動しません。
1日20時間以上の装着は必要になるので、患者様が責任をもって自己管理をおこないましょう。
治療できない症例がある
インビザラインでは治療できない症例があります。
患者様の歯並びや口腔内の状況によっては矯正治療ができません。
歯と歯が大きく重なっている、骨格自体にズレがあるケースでは対応が難しいです。
歯科医院に相談すれば、インビザラインで治療できるか確認できるので、事前に相談の上矯正治療を進めましょう。
自分でおこなう歯のケアが多い
インビザラインは、自分でおこなう歯のケアが多くなります。
インビザライン矯正中、小さな虫歯治療であればマウスピースの形に影響しないため矯正器具の再製作は不要です。
しかし歯の形が変わってしまうような虫歯治療は矯正器具の再製作が必要になります。
そのため矯正器具装着前の歯磨き、デンタルフロスなどによるセルフケアが必要です。
セルフケアの回数は増えてしまいますが、計画通りに治療を終わらすためにもきちんとおこないましょう。
矯正器具を紛失することがある
自分で取り外しが可能のため、矯正器具を紛失することがあります。
飲食店で矯正器具を外してそのままお店に置いてきてしまう、外したあとどこに置いたか忘れてしまうなどで紛失する方が多いです。
矯正器具を外したあとは、専用のケースに入れることを徹底して紛失防止に努めましょう。
取り扱える医院が少ない
インビザラインは、どこの歯科医院でもおこなえる訳ではありません。
最近ではインビザラインを取り扱う歯科医院が増えてきましたが、ワイヤー矯正と比べるとまだまだ取り扱っている歯科医院は少ないです。
家の近くで治療を始めたいが、歯科医院が見つからないことがあります。
ただインビザラインは通院回数が少ないので、多少遠くの歯科医院でも大きな負担にならないと思います。
インビザラインとワイヤー矯正を併用することがある
インビザラインは、マウスピース型の矯正器具を装着するだけなのですが、ワイヤー矯正と同じ効果は得れるのかと疑問に思われる方も多いと思います。
結論からお話しすると、インビザラインはワイヤー矯正を併用することがあります。
以下では、ワイヤー矯正と併用しておこなう場合についての説明をいたします。
ワイヤー矯正を併用するケース
インビザライン終了後に、ワイヤー矯正をおこなう場合があります。
期間としては、半年~1年ほどおこないます。
費用については、事前に保証の範囲外と説明がある場合は追加でかかりますが、多くの場合かからないです。
大きく分けて2パターンでワイヤー矯正を併用します。
納得のいく仕上がりにならなかった場合
インビザライン終了後に、納得のいく仕上がりにならなかった場合はワイヤー矯正を用いります。
動きの悪い歯、噛み合わせの微調整でワイヤー矯正を用いるので、治療期間としても短期間で完了します。
インビザラインのみでは矯正が完了しない場合
インビザラインのみでは、歯列が改善されない場合はワイヤー矯正を用いります。
歯科医師より、事前に最終的にワイヤー矯正を使って歯列を整えると説明があります。
ワイヤー矯正をおこなう期間を短くしたい方がよく利用されます。
まとめ
インビザラインとは、マウスピース型の矯正器具のことです。
矯正器具が目立ちにくく、通院回数が短いことがメリットです。
ただ、自由に取り外しが可能なので、矯正器具を紛失する恐れや、計画していた治療期間をこえてしまうことがあります。
メリットデメリット双方を理解した上で治療をおこないましょう。
今回紹介したインビザラインをおこなうことで、理想的な歯並びを手にいれることができます。
当サイトではインビザライン矯正が受けられるおすすめの医院を紹介していますので、ぜひご覧になってみてください。
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