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SEOで歯科医院の売上を増やす方法と歯医者向けおすすめSEO会社のご紹介

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2024/10/10

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2024/10/17

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コラムのサムネイル

「”(地域名)+歯医者”のキーワードで検索結果の1P目に一向に上がらない」
「広告ではなく、自然な枠で上位表示したい」
「歯科医院に強いSEO会社のおすすめがどこか分からない」

このようなお悩みを抱える歯科医院の院長や、事務長、Web担当者も多いのでは無いでしょうか。

弊社にも、上記のような歯科医院のSEOについてのお悩みがかなり寄せられています。

歯科医院を含む中小企業の周辺に絡むSEOの話題は、Googleのアルゴリズムを逆手にとったスパム的な対策も多く、何が正しい情報なのかがわからないといった悩みは現場でも多く聞くところであり、歯科医院の先生方は頭を悩まされていらっしゃるでしょう。

本記事では、SEOを実施する上で考慮・検討するべきこと、業界で活動してきたからこそわかるSEO代行会社のおすすめをご紹介しています。

この記事を読むことで、歯医者のSEOに関する知識を得ることができ、正しい方向でSEOを実施したり業者の選定ができるようになり、売上増加に貢献してくれることになるでしょう。

SEO対策とは

SEOとは

SEOとは「Search Engine Optimization」のことで検索エンジン最適化と訳されます。
狙ったキーワードで検索エンジンの検索結果の上位を獲得し、クリック率やコンバージョン率を高め、売上増加や認知の向上に繋げる施策のことを指します。

2021年08月に実施されたLINEヤフー株式会社の調査によると、何か調べ物をする時に93%のユーザーが検索エンジンを利用すると言われています。

(参考:スマホで検索するときに重視していることや調べるジャンルは?)

また、日本国内においては検索エンジンのシェア率はGoogleが圧倒的に高く、基本的にはSEOと言えばGoogleでの最適化のことを指す場合が多いです。

検索エンジンで自院の情報が最適に多く表示されることで、Webサイトへの流入が高まり問い合わせや来院につながるのです。

歯科医院のSEOとは

歯科医院(歯医者)のSEOは、SEOを実施して、地域名(駅名や市区町村名)と「歯医者」や「インプラント」、「矯正歯科」などの組み合わせのキーワードで検索結果の上位に表示させる対策を指します。

似たような対策に「リスティング広告」と呼ばれるもの「MEO」と呼ばれるものがあります。

こちらとの比較については、記事の後半に詳述します。

競合が多いビジネスのため、SEOの難易度が高い

歯科医院は、全国に6万件以上存在し他のビジネスと比較して、競合が非常に多いことがまず特徴として挙げられます

例えば、Medee編集部の調査で2024年現在、日本でも有数の歯医者激戦区である銀座では、銀座を最寄と標榜する歯科医院は70医院近くになります。

また令和三年の調査で横浜市の歯科医院の数は2,126医院、そのうちの青葉区というエリアでは209医院が存在していることが判っています。

(参考:横浜市-令和3年 横浜市の医療施設( 資 料 編 ))

検索結果の1P目には、10サイト程しか表示されないことを鑑みれば、銀座の歯科医院が「銀座 歯医者」のキーワードで検索結果の1P目にくるためにはかなりの競争を勝ち抜かなければならないことがイメージできると思います。
また検索結果には、歯科医院のページだけではなく「ポータルサイト」も検索結果に表示されるため、さらに難易度が高まることは理解できるでしょう。

歯科医院がSEOに取り組むとしても、漫然と実施するのではなく戦略や工夫を持って取り組む必要があります。

歯科業界は、YMYL領域であること

SEOの業界には、YMYL領域(ワイエムワイエル領域)という言葉があります。

「人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピックについては、E-E-A-T が優れたコンテンツを特に重視します。」

(引用:Google検索セントラル:有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成)

と、Googleサーチセントラルに記載がありますが"人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピック”をYMYL領域と呼びます。

そして、人の人生に大きな影響を与えるトピックであることから、Googleはより厳格にE-E-A-Tが優れたコンテンツを重要視すると明言しています。

E-E-A-Tとは

Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritative(権威性)、Trust (信頼)の4文字の頭文字をとったもので、Googleの公式では以下のように説明されています。

「検索ランキング システムが有益で的確な情報を提供しているか評価する際に使用されるコンセプト」

(引用:Google検索セントラル:品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加)

YMYL領域は特に人の人生に影響を与える領域のため、Webサイトの運営において、その分野・トピックに関する「経験」、国家資格や長年の実績に裏付けられる「専門性」、そのトピックにおけるオピニオンリーダー足り得る「権威性」、最後にそれらを包括したユーザーからの「信頼」が大切になり、これらを満たさないサイトは検索結果でも露出が制限されることになると考えられます。

歯科医院でSEOをするのにあたり、E-E-A-Tを考慮するにはどうすればよいでしょうか。

一部抜粋してご紹介します。

歯科医院のSEOにおいてE-E-A-Tをどう考慮すべきか

  • ライティングはなるべく領域ごとに専門の歯科医師が書く。
  • コンテンツSEOでは、著者を明記する。
  • 著者は、なるべくトピックにおける権威の歯科医師が望ましい。
  • 歯科医師の経験に基づいた内容を記載する。
  • エビデンスレベルの高い情報を記載する。

上記のような点があげられるでしょう。

歯科医師の方には「私にはこれといった専門と言えるものがない」と嘆く方がいらっしゃいますが、そのような場合は弊社のような歯科医院に実績が多い会社の担当や、学部同期、スタディグループの仲間とディスカッションすることもおすすめです。
ご自身の強みを活かしてWebサイトを構築することがSEOはもちろん、集患全体における大切なキーとなります。

歯医者のSEOで実施・検討するべきこと

そもそもSEOを自院でかけるべきか

そもそもSEOというのは、しっかり対策をしようとすれば月額20万円、30万円の費用が発生します。

一昔前までは、Googleのアルゴリズムの弱点をついてスパム的に上位表示を狙うブラックハットSEOが流行っていました。
ブラックハットな手法は、SEOを実施する会社もそこまで手間がかからないため、比較的低額で提供されていることも特徴です。
しかし、現在はアルゴリズムの進化により、ブラックハットなSEOの手法は通用しません。
そのため、現在は王道で良質なコンテンツを作成することなどがSEOで求められており、その分かかる人件費や提供価値も高くなり、費用として高額になってきています。

そのため、SEOを実施するには時間的コスト、金銭的コストがどうしても発生します。

月の新患数を5名増やすのことが目標であれば、コストがもっとかかならないようなSEOではない手段も検討するべきです。

そこでSEOをかけるべきだと思われる歯科医院の特徴について共有します。

SEOをかけるべき歯科医院の特徴

  • 新患数が圧倒的に足りていない
  • 自費診療を集患したい
  • 検索での露出がほとんどされていない

新患数が圧倒的に足りていない

開業して内覧会の集患も落ち着いてきた頃、メインテナンス枠がなかなか埋まらない中、新患数が先細りすることがあります。

そんな中、歯科医院の立地を急に変えることも当然できないため、医院の集患でもっとも努力の効果が出るのがWeb集客になります。

一般論として歯科医院集客の即効性が高いものはリスティング広告、次にMEO、次にSEOとなります。

逆に長期的に効果が高いものは、SEO、MEO、リスティング広告の順になるのですが、リスティング広告は掛け捨てのものですので、他の要素で集患を増やす動線を作っておかなければ、リスティング広告の費用をかけ続ける必要があります。

そのため、SEOやMEOを実施しながらリスティング広告にトライしてみるというのが、1つの戦略となりえるでしょう。

とにかく新患を増やしたいのであれば、狙うべきキーワードは「地域名+歯医者」となります。しかし、このキーワードはビッグワードの部類であげるまでに時間がかかる場合があるため、他にもこのようなワードを狙うとよいでしょう。

それは「地域名+歯 クリーニング」「地域名+歯 親知らず 抜歯」など、具体的なキーワードでの対策です。

比較的早く効果がでやすく、かつかかる費用も抑えられるため、歯科医院の集患ニーズにあわせてキーワードを選定することがおすすめです。

自費診療を集患したい

SEOでもっとも効果が出しやすく相性がよいと考えるのが、自費の診療を獲得することを目的とするSEOです。

特にインプラントや矯正歯科、審美セラミックなどがあげられます。

近年の患者さんは、何か高額の買い物をする際には多くの調査や検索をするようになりました。

そのため、即見つけて即申し込むというアクションの確率が減り、よく調べてから問い合わせをするといったアクションの確率が増えてきました。

インプラントの事故や、大手マウスピース矯正クリニックの破産など治療に関する懸念もその調査行動に拍車をかけていることは言うまでもないでしょう。

つまり、患者さんは何か申し込む際に、丹念に調べてから問い合わせするといったフローをとります。

リスティング広告は近年どんどん1クリックの単価が高騰する中、患者さんの検討期間中に何度もクリックされて課金が発生する状態になり、自由診療に対しては特に費用対効果が悪くなりがちです(地域によって傾向が変わる部分もあります)。

しかしSEOであれば、さまざまなキーワードで上位表示ができ、クリック課金もなされないため、サイトを育成しきってしまえば広告費をかけずとも集客してくれる仕組みを作ることも可能です。

SEOの実績として、元々主訴インプラントの患者が0だったクリニックで1年弱の取り組みで毎月10件程度、インプラント主訴の患者が来院されるといった成果も実績としてあります。結果、1年でSEOの費用はペイしてしまい、費用対効果の高さにお喜びをいただいています。

検索での露出がほとんどされていない

ホームページを開設して何年も経っているのに「地域名+歯医者」で上位表示ができていない場合は、Webサイトになんらかの問題があることがあります。

例えば、サイトの読み込みスピードが遅い、業者で作成したライティングがどこかの剽窃、Googleから評価されていないページが多数、内部リンクが適切に設置されていない、などが考えられます。

実際に、弊社でも地域でもかなり人気の歯科医院におけるGoogle検索の順位がかなり低かった際には、Webサイト自体に問題があり修正を加えた経験があります。

通常、患者があふれるほど来られる医院はSEO上、かなり有利なはずです。

それでも、順位がかんばしくないということは何らかの問題があると考え、Webサイトを調査をさせていただき修正を加える形になったのです。

結果、1年ほど時間を要しましたが検索の上位に復帰することになり、Webサイトのアクセスも鰻登りになりました。

この代行会社のSEO提案は妥当なの?

歯科医師の方がSEO会社の提案が妥当かどうかを判断するのは、かなり難易度が高いものです。

ただし以下のような会社は注意が必要だと思われます。

注意が必要なSEO会社

  • 将来の成果を言い切る
  • なぜ?という根拠を説明できない
  • 実施予定の施策をまったく教えてくれない

もしSEO会社の提案に不明瞭な点があれば、エクスコアでセカンドオピニオンも可能です。

30分程度を限度として無料でのセカンドオピニオンが可能ですので、よければご利用してみてください。

ターゲットキーワードの選定

歯科よりも歯医者

「地域名+歯科」と「地域名+歯医者」であれば、歯医者の方が患者さんサイドは検索しています。

逆に歯科医院サイドは、歯科と検索する傾向があるようです。

車社会か電車社会か

駅からの動線が重要か、道路からの動線が重要かで対策キーワードの優先順位が変わります。

例えば、都内や大阪、名古屋、福岡の中心地は電車利用が多くなるので、駅名での対策を重要視しましょう。

駅よりも、郊外のショッピングモールなどに人が集まるようなエリアの場合は、市や区、町の名前で対策するとよいでしょう。

保険診療の場合は、診療圏が2km程度ほどなので、市に続く地名で対策することも大切です。
例えば「渋谷区東」や「尼崎市東難波町」などがそれにあたります。

自由診療の場合は、県をまたぐこともあるのですが、現実的に他県の名前で対策は難しいので、県や市名で対策することが多くなります。

自信のある・集患したい診療科目は何か

ご自身の中で臨床経験も多く、自信がある、または収益性が高く集患したい診療科目は何かを整理しましょう。
このような自信のある領域の集患は、歯科医院のためでもあり患者さんの満足度を引き上げ、中長期的に歯科医院の売上に貢献してくれるようになります。

例えば、親知らずなどは歯科医師による技量の差が大きく、歯科医師自身が口腔外科出身で得意ということであればSEOでアピールをして集患しましょう。

実際に親知らずで上位表示を獲得し、来院された患者さんの親知らずを綺麗に抜いてあげると、患者さんも歯科医院自体を信頼してくれたり、別の患者さんを紹介をしてくれたりするでしょう。

自費集患の場合は、カスタマージャーニーも検討

自費の集患の場合は、患者さんのカスタマージャーニーを考慮することも大切です。

カスタマージャーニーとは、「顧客の旅」と訳され、顧客が製品・サービスを認知し、そこから興味を持ち、比較検討し購入・契約に至るまでの道筋のことを指します。

例えば、自費のノンクラスプデンチャーや、コンフォート義歯、コーヌスクローネ義歯などの入れ歯を集患したい場合、この入れ歯を求めている人はどんな状況なのかを想像することが大切です。

例えば、ノンクラスプを求める潜在顧客であれば「入れ歯が目立っていやだ」だとかの悩みを抱えている可能性があります。また、コンフォート義歯を求める潜在顧客であれば「現在の入れ歯が痛い」だとかの悩みを抱えている可能性があるでしょう。

「地域名+入れ歯」のキーワードでの上位表示はもちろん大切ですが、「入れ歯 痛い」「入れ歯 目立つ」「入れ歯 食事」などさまざまなキーワードでコラムを執筆し上位表示を狙い、その記事コンテンツ内に解決策としてノンクラスプやコーヌス、インプラントの紹介を入れるのです。

このように潜在的な顧客となる患者さんがどんなキーワードで検索をしているのかを想像しながら、キーワードを選定してみてください。

もし思いつかない、時間がないなどであれば、エクスコアでは豊富な支援実績からコンサルティングを実施していますので、お気軽にご相談ください。

また参考となる情報はこちらの記事にあります。

(参考:Webma:SEOで重要な検索意図とは?正確に把握してコンテンツに活かす方法)

内部施策

内部施策とは、Webサイトの内部を検索エンジンに最適化するもので、技術的な面を改善していくものと、コンテンツを最適化していく2つに分けられます。

当記事やエクスコアでは、内部施策とコンテンツ施策を分けて説明しており、本セクションは技術的な側面に言及しています。

モバイルファースト

検索はPCではなく、スマートフォンが主流になり、Googleはモバイルファーストを提唱しました。

詳細は割愛しますが、スマートフォンに最適化されていないサイトの場合は、検索順位が下がることもありえます。

レスポンシブ・デザイン、誤ったタップが発生しないようなボタンの大きさやボタン同士の距離、モバイル用のナビゲーションメニューなどスマートフォンでの利用や閲覧に最適化されたサイトを作成しましょう。

低品質コンテンツの削除や修正

低品質コンテンツとは、クロールされたがインデックスされていないページ(クロール済-インデックス未登録)や、ページの存在自体は認識されているがクロールされずインデックスもされていないページ(検出済-インデックス未登録)と見なされているページを主に指します。

これらは、サイトの内部の構造に問題があったり、ページのコンテンツ自体が価値が低いとGoogleに認識されたりした結果、Googleの検索結果から除外されたページのことです。

サイト全体にこのような低品質コンテンツが多く存在している場合、サイト全体で検索の順位が下落する可能性があります。

低品質とみなされたコンテンツは、noindexを付与するか削除するかリライトするかなどして対処するようにしましょう。

三大エリアの最適化

Webページのタイトルや、ディスクリプション、H1タグのことを3大エリアと呼びます。

それぞれタイトルやディスクリプションは、ページのタイトルと説明文を意味し、実施のページの中には表示されず、Googleなどの検索結果に表示されるものです。

H1タグはページ内に存在するもっとも大きな見出しを指します。

各ページごとに、適切な文字数で、ターゲットとなるキーワードを含むようにそれぞれ3大エリアを作成するようにしましょう。

特に重要な要素である、タイトルの設定方法はこちらの記事を参照してみてください。

(参考:Webma:【具体例あり】SEOに効果的なタイトルの付け方|9つのコツを紹介)

読み込みスピードアップ

患者さんは、歯科医院のWebサイトを開く時に、読み込みスピードが遅いと痺れを切らして読み込みを終える前にそのページから離脱をしてしまいます。

ページの読み込みスピードが遅い場合、検索順位にも悪影響がでる可能性がありますので読み込みスピードに留意しましょう。

Googleでは、読み込みスピードを計測し改善点を教えてくれるツールがあります。

Page Speed Insightsと呼ばれるもので、こちらに調査対象のURLを入力し分析ボタンを押すだけで調査を実施してくれます。

Page Speed Insights

内部リンクの最適化

サイト内の内部リンクは非常に大切です。

内部リンクとは、サイト内のページからサイト内のページへリンクを貼ることを指します。

内部リンクを貼るメリットはいくつかあります。

内部リンクを貼る効用

  • ページのインデックスを促進させる
  • ユーザーの回遊性を促し評価を高める
  • リンクジュースを受け渡す

低品質コンテンツである「検出-インデックス未登録」とされたページは、内部リンクの数が少ない可能性があります。

「検出-インデックス未登録」とみなされたページは、内部リンクを増やして様子をみてみましょう。

また、内部リンクが適切に設置されることで患者さんがサイト内を回遊してくれるようになる可能性があります。

これらのユーザー行動は、サイトやページ単位でGoogleからポジティブな評価を得られる可能性を高めます。

最後に評価を高めたいページがある場合は、自然な範囲でリンクを多く貼るようにしましょう。

リンク元からリンク先へ、評価の対象でもあるリンクジュースと呼ばれる受け渡しができるようになります。

診療科目ページの作成

テクニカル領域とは異なりますが、集患したい診療内容は基本的にそれぞれでページを作成しましょう。

なぜなら診療科目のページを作成することで「地域名+インプラント」「地域名+入れ歯」などのキーワードで上位表示が狙えるようになるからです。

よく見かけるだめな事例で言えば「入れ歯とインプラントが同じページ内で説明されている」だとか「予防歯科と歯のクリーニングがまとめられている」などがあげられます。

歯のクリーニングは、それ単体の主訴で歯科医院に来られる方も多いでしょう。

まだまだ予防主訴の方よりも、歯のクリーニング主訴の患者さんの方が多いのではないでしょうか。

歯科医院の感覚と患者さんの感覚はまったく別物です。

患者さんの立場にたってキーワードを選定しページを作成するとよいでしょう。

SSL化

SSL化は、Webサイト内のユーザーの通信を暗号化することで、個人情報などの機密データを保護する仕組みです。

SSL化ができていないサイトは、検索順位が下落する可能性があります。

またSSLはSEO目的だけではなく、サイト利用者の個人情報を保護するためにも必須の事柄です。

SSL化ができていないようであれば、制作会社やサイト管理者に伝えて必ず対応するようにしましょう。

外部施策

こちらは、内部施策などとは違い、事業主では通常干渉できない領域での対策となります。

ただし、現状のSEOの状況を踏まえると非常に重要なポイントですので、やれることを1つ1つ実施していきましょう

被リンク

質の良い被リンクを多く集めることは、SEO上とても必要な施策です。

被リンクといっても、購入した被リンクや、自作自演の被リンクなどは効果がなく悪影響を与える場合もあるため、決して被リンクの購入などは実施しないでください。

被リンクを獲得するには、歯科医院であれば所属している団体からリンクをもらうなど施策が大切です。またそれに加え、コンテンツ施策も有効です。

コンテンツ施策リンク

質の良いコンテンツ施策を作ることで、さまざまなサイトが引用してくれるようになります。

エクスコアでも、さまざまな歯科医院のコンテンツ施策を支援していますが、リンク獲得に貢献していることを確認しています。

またエクスコアでは「Medee」という歯科医院の検索サイトを運営しておりますが、このようなポータルサイトに対してリンクを掲載するように依頼することも可能です。
Medeeへの掲載を希望の方は、以下の問い合わせページからご連絡いただければと存じます。

Medee問い合わせ

サイテーション

被リンクが無い形での言及、引用などをサイテーションと言います。

例えば、自院がニュースサイトに取り上げられる、ブログに取り上げられる、SNSで取り上げられるなどがそれにあたり、その言及にはリンクがついていなくてもGoogleが自然言語処理技術を用いて、これは〇〇という歯科医院であると認識します。

またポジティブな言及か否かと言うこともGoogleは大切にしており、ポジティブな言及の方が上位表示に好影響を与える可能性があります。

コンテンツ施策

こちらは、歯科医院のWebサイトのコラム機能を用いて「歯科に関するお役立ちコンテンツ」のような記事をアップしていき、狙ったキーワードで上位表示を獲得し流入数をアップしたり、問い合わせを獲得したりする施策のことです。

歯科医院でも多く実践されている施策の1つですが、弊社で見る限りSEOに最適化されて投稿している歯科医院の割合は実はかなり少ないと思われます。

業者の作成したコンテンツの中には、既存コンテンツのほぼコピーで記事の使い周しをしているところや、構成を吟味せずつらつらと内容を書き連ねたようなものなどが見受けられます。

本来、コンテンツ施策は内部施策とまとめて記載してもよい内容ですが、情報量が多いためこちらで別途まとめさせていただきました。

自費獲得に効果的なコンテンツSEO

コンテンツSEOは、例えば「インプラント 費用」であったり「インプラント デメリット」など、ユーザーの悩みや疑問を解決するようなコンテンツをコラム形式で執筆し、見込み顧客を集客する手法を指します。

インプラントのニーズが顕在化しているような患者さんは、地域名+インプラントなどのキーワードで検索をかけるでしょう。

しかし、コンテンツSEOは、その前のインプラントというサービスを潜在顧客に認知させることからアプローチができ、また別のコンテンツでインプラントに興味や関心をもつ層にも接点を持つことができ、最終的に自院のインプラント顧客を獲得する流れを作ることができます。

この流れをリスティング広告やディスプレイ広告で実施するのは多大なコストが発生し費用対効果が相対的に悪くなる可能性があります(地域や競合性によっては、有効な場合はあります)。

一方、虫歯治療のように検索からすぐ予約に至るようなものの場合は、リスティング広告は非常に有効です。

サービスの検討期間、金額、それらからとるであろうユーザー行動を推測し、どのような打ち手をとるべきかを検討しましょう。

ユーザーはどんな状況で検索しているのか

コンテンツSEOには、検索意図という概念があります。

検索キーワードの裏側にはその検索で満たしたい患者さんの本質的な目的が存在します。

これを「検索意図」といいます。

このページはどれだけ検索キーワードに対する検索意図を満たしているのか?という点が検索エンジンでは重要視され、検索のランキングに影響しています。
つまりユーザーの検索意図を満たしているコンテンツほど、上位表示がされる可能性があるということです。

PCやスマホの画面とばかり向き合っていると検索キーワードも無機質なものに思えるかもしれませんが、検索キーワードを打っているのはまぎれもなく一人の人間です。

その人には、どのような背景があり、どのような目的があり、どのようなタイミングでこの検索キーワードをGoogleに打ち込んでいるのか、ということを考えることで検索意図について理解できるようになります。

例えば「インプラント 医療費控除 いくら返ってくる」という検索は、おそらく2種類の検索状況にわかれそうです。

①インプラントの手術後に、医療費控除を知り、どれくらい返ってくるかの金額計算とともにミスのない申請方法を知りたがっている

②インプラント手術前に、自身の金銭のやりくりを考えている

このようなイメージでしょうか。

①と②では、それぞれお伝えすべき情報は異なってきそうです。

①と②は共通で計算方法をお伝えし①ではミスのない申請の仕方についての案内、②についてはいつ、いくらお金が戻ってくるのかというキャッシュフローの話などがお伝えするべき内容になるでしょう。

このように検索キーワードの検索意図を深ぼって、逆算してコンテンツを作成することが大切です。

検索ボリュームは一定あるのか

ご自身がインプラントに強みがあるなどの場合、インプラントに関連するキーワードでコンテンツを執筆したいとお考えになるでしょう。

では、検索キーワードはどのように決めればよいのでしょうか。

この場合、サジェストワードを調べることが有効な手法の1つです。

Google検索の検索窓に「インプラント」と付け加えた際に「インプラント 絶対ダメ」などのように検索の候補が出てきます。

これらサジェストワードは、インプラントに関連して頻度高く検索されていると考えられているものです。

サジェストワードを洗い出してから、そのサジェストワードの検索数を調べてみましょう。

検索数を調べるのによく利用するツールとしては、Google広告のキーワードプランナーですが、Google広告をある一定金額配信しているアカウントでなければ(無料で使うのであれば)かなり大まかな数字で検索数が表示されます。

無料版しか使えなかった場合でも、ある一定検索数があるかどうかは確認しておきましょう。

検索数がほとんどないキーワードでコンテンツで上位表示されようが、それは意味がないことだからです。

また、SEO始めたての頃はサイトの評価も低い状態と考えられるため月間検索数が10,000回を超えるようなキーワードでコンテンツ作成をしても、うまくいかないことが多いです。

まずは、自身のサイトの評価に合わせて月間検索数が数百回、千数百回あたりのキーワードで狙ってみるとよいでしょう。

自身の専門領域で勝負しよう

歯科医師といっても、ご自身の中で得意な領域・不得意な領域があると思います。

コンテンツで執筆する領域(トピック)は、ご自身の得意領域で執筆することがベストです。

理由としては、E-E-A-Tの観点で評価を得られる安くなるから、来院獲得や来院後の患者さんの満足につながりやすいからということがあげられます。

歯科医師のみなさんであれば当然お分かりのように、同じインプラントに強みを持つ歯科医師同士でもコンセプトが違えば、同じ症例に対する切り口が異なるものになるでしょう。

ましてや自分の得意な領域ではない話であれば、下手に触れないほうがよいくらい、歯科の領域は複雑性をもっています。

一方、街の歯科医院として、幅広い領域で臨床に携わることは当然あると思います。

その中で集客で勝っていくためには、医院の強みを明確化することだと考えます。

全て一流、ということも複数の歯科医師を抱える大型の歯科医院ではもしかしたら可能かもしれませんが、マネジメントの問題もありかなり理想論に近いものになるでしょう。

基本的にはそれぞれの歯科医院での色というものが存在するはずです。

そして自身の色を明確化したらその領域で、コンテンツSEOをかけるようにしましょう。

その結果、E=E-A-Tの観点で高い評価を得られるようなサイトを作ることができる可能性が上がり、サイトが上位表示できる可能性が上がります。
結果、集客に成功でき、来院された患者さんも高いレベルの診療に満足されることになるでしょう。
そして口コミなどでさらに新しい患者さんを、呼び込んでくれるようになります。
強みを活かして集客することを心がけましょう。

歯医者のSEOを任せるのにおすすめなSEO代行会社

株式会社エクスコア

株式会社エクスコアは、SEOはもちろんWebサイト制作、リスティング広告運用、MEO、歯科医院検索サイト(本サイトMedeeのことです。)の運営、サイトのアクセス解析など歯科医院のWeb集客について、ほぼほぼ全て対応できる会社です。

また歯科医院専門のコンサルティングチームが存在し、コンサルタント自身が歯科領域に関する知識を有しているため、コミュニケーションも円滑であることも大きなメリットと言えるでしょう。

インプラントを増やしたい、矯正相談を増やしたい、新患をとにかく増やしたい、他のサービスを実施中だが効果がよくわからないため分析して欲しい、などのさまざまな要望にお答えすることが可能です。

歯医者向けSEOサイト

株式会社 BE PROUD

株式会社BE PROUDは、歯科医院に特化したSEOに強いWebサイト制作に取り組んでいます。

株式会社BE PROUDで作成したサイトは、SEO最適化に関して工夫をこらしており、実際に難易度の高いキーワードで上位表示を実現しています。

また、依頼に対してのレスポンスが早いこともメリットといえるでしょう。

SEOは上位表示まで時間がかかることから、上位表示されるまではリスティング広告で集患しながら、その間にSEOで上位表示をしていく、そしてSEOは成果報酬であることが特徴のようです。

株式会社BE PROUDのサイトはこちら

株式会社デジタルトレンズ

株式会社デジタルトレンズは、Webマーケティングの会社として広告運用やSEOに力を入れている会社です。

歯医者のSEOについて書かれたデジタルトレンズ社の記事に掲載されている支援実績のデータでは、サーチコンソール上で1日3,000回以上の流入を得ている歯科医院もあるようで、コンテンツSEOについての知見も深く持っていると考えられます。

参考:歯科医院がSEO対策に取り組むメリット3選!そのポイントも解説

株式会社デジタルトレンズのサイトはこちら

<番外編1>SEO以外の歯科医院のWeb集客手段

歯医者のリスティング広告

歯科医院で集患を目指したいのであれば、リスティング広告も有効な手段です。

リスティング広告は、検索結果の上部や下部に出てくるクリック課金式の広告のことです。

検索結果の最上部に出てくるため目立つ位置に表示することが可能です。

特徴としては以下の2点です。

リスティング広告の特徴

  • 即効性があること
  • ニーズが顕在化したサービスの集客に強いこと

リスティング広告は審査次第ではありますが、設定完了後すぐもしくは数日のうちに検索結果に自院の広告を出すことが可能です。

緊急的に集客を増やしたい、何よりも早く集客を増やしたいのであればリスティング広告は非常に有効です。

リスティング広告は、ニーズが顕在化した歯科医院へ行く寸前の患者さんの集客に有効です。

リスティングはクリック課金の広告のため、なるべく少ないクリック回数で来院に繋げたほうが費用対効果がとれやすいものです。

いわゆる「歯が痛くなった」「歯が折れてしまった」そんな緊急的なニーズでとにかく歯医者にいきたい方への集患に関して費用対効果高く集客を実現してくれるでしょう。

また地域によっては、矯正やインプラントの自費診療の集患にも効果を発揮してくれます。

エクスコアでは、歯科医院向けのリスティング広告の運用実績が豊富にございますのでお気軽にご相談ください。

エクスコア リスティング運用サイト

歯医者のMEO

歯科医院の集患を増やすのに、MEOも非常に重要です。

MEOはMap Engine Optimizationの略で、この呼称は日本独自のものです。
海外ではこのような呼び方はされず、Local SEOと呼んでいます。

「地域名+歯医者」などの検索キーワードでGoogleで検索をすると、Googleマップとともに3医院ほどの歯科医院の情報が並んで表示されます。
この地図とともに表示される領域を「ローカルパック」と呼び、このローカルパックへ掲載し露出を高めることを目的とする場合が多いです。

またローカルパックの下部にある「さらに表示」と押すと検索キーワードと関連した歯科医院の情報が羅列されて表示され、歯科医院名、電話番号、住所、経路案内、ホームページへのリンク、口コミ、説明文、営業時間などを確認することができます。

口コミや、歯科医院までの距離、営業時間、Webサイトへのリンクなどがあり、患者さんサイドからすれば「すぐに行ける」「楽にいける」評判の良い歯科医院を楽に検索できるため、非常に利用率が高い枠になっています。

また実は、MEOで順位を高める方法については、Googleはビジネスプロフィールのヘルプページで公開しています。

(参考:Googleビジネスプロフィール ヘルプ:Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法)

エクスコアでは、歯科医院向けのMEOの運用実績が豊富にございますのでお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

歯医者のホームページ制作・リニューアル

現在、集客を考えている歯科医院にとってホームページを持つことは必須です。

ただ、歯科医院のホームページの中にはテンプレートな文章が羅列されているものや、スマートフォンに最適化されていないもの、内部にSEO的なエラーが起きているものなど、集客において不利になってしまうものも少なからず存在します。

このような場合は、ホームページ自体を作り直したり、一部修正を加えるなどして集客力の高くしていくとよいでしょう。

ホームページ自体決して安いものではないですが、効果の出にくいホームページでコンテンツSEOやリスティングをかけても、理想の効果が出るとは限りません。

<番外編2>医院名に関する影響

あくまでも番外編としてのコラムのように、読んでいただければと思います。

近年の歯科医院の医院名の名付けには、SEOをハックするような名付けをされる歯科医院も増えてきているようです。

医院名に上位表示したい「地域名」や「診療科目」を入れ込むというものです。

例えば「藤枝歯科・矯正歯科(架空の名称です)」のように、静岡県藤枝市の、藤枝という地名に歯科と矯正歯科を並べるような医院の名付け方です。

「藤枝 歯科」と藤枝の歯科医院を検索したい場合に「藤枝歯科・矯正歯科」が出てきやすくなる、昨今の検索の傾向を逆手にとっているやり方です。

また、自身はGPであって矯正治療は専門領域ではなく、矯正の先生に訪問にきてもらっている状況でも矯正の患者さんを集患したい場合「歯科・矯正歯科」と標榜する場合もあるようです。

歯科医師会によっては、歯科医院の名称について制限もあるようですので、開業予定の場所でのルールも確認しながら医院名を決定するとよいでしょう。

まとめ

この記事は、歯科医院がSEOを活用して売上を増やすための方法と、おすすめの歯科医院向けSEO代行会社について解説しています。

歯科医院のSEOは、競合が多く、YMYL領域であるため難易度が高いと考えられます。

効果的なSEOには、自院の強みや集患したい診療科目を明確にした上で、適切なキーワード選定が重要です。

内部施策としては、モバイル最適化、低品質コンテンツの削除、読み込み速度の改善、内部リンクの最適化などが挙げられます。

外部施策では、質の高い被リンクの獲得やサイテーションが効果的です。

コンテンツ施策では、ユーザーの検索意図を理解し、歯科医師の専門性を活かした記事作成が重要です。

SEO以外にも、リスティング広告やMEOなど、それぞれの特性を生かして組み合わせで対策を講じるようにしましょう。

SEOは即効性のある手法ではありませんが、長期的に安定した集患につながる重要な戦略です。

歯科医院の特性に合わせた適切な戦略を選択し、継続的に取り組むことが成功のカギです。

SEOにご興味のある方は、ぜひエクスコアまでお問い合わせください。

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